里は秋。 ってことは高山はもう冬です。 今年も年頭の抱負にかかげていた、八ヶ岳最高峰の赤岳登頂。 今をのがすと山小屋の営業が終了してしまうし、雪山になってしまう。 次のチャンスは半年後になってしまいます。 「やりたい時がやる時。先は何が起こるかわからない。死んだとき後悔のないように」 というのが最近の座右の銘でもあるワタクシ。 職場にお休みをいただき、まきば号を借りて、赤岳登山口の美濃戸口へ向かいました。 山頂付近は雲に覆われています。 周囲の山々はすこーんと晴れてるのに、八ヶ岳だけ雲。 ヤマテン(山の天気予報)の予報どおりだ。すごい。 午後からは雲が取れ、快晴の予報です。 ここに車を止めました。駐車場代は1日500円。トイレは100円。 真正面には阿弥陀岳がっ。 一気にテンションが上がり、って、朝からテンション高めですが。 さらにやる気がみなぎってきます。 この犬、スターウォーズに出てくるヨーダにそっくりでございました。 ここのトイレは50円。湧水が豊富に出ていました。 ほんの1ヶ月前、 松山ケンイチさんが立ち寄ったそう。 赤岳に登ったのだそう。 「あんまりオーラはなかった」とは 山小屋のおかみの談。 素朴な青年だったそう。 さて、ここからが登山道となります。 次の目標の行者小屋までコースタイムで2時間の道のりです。 そこでお昼の予定。チーフまりちく。がんばります。 しばらく沢沿いに歩いていきます。 ときどき大きな霜柱。川の水もところどころで凍っています。 日があたってるのに溶けないんだ。 見上げる空がきれいでございます。 ここらへんで2度ほどルートを外れてしまいました。 帰ってから調べてわかったのですが、この南沢ルートは「道が不明瞭で迷いやすい」のだそうです。 目印のテープを目をこらして探しても見あたらない。 あたりはシーンと静まり返り、「もしかして迷ってる?」と不安な気持ちがもたげてくる。どきどき。 時間的にもそろそろ行者小屋に着く頃なのに、行けども行けども同じ風景。 目の前に横岳が現れてきましたが、迷ってるんじゃないかという気持ちでいっぱいで それどこじゃない。 岩のかげにカップラーメンの空き容器など落ちてるいるのを見て 普段だったら「こんなところに捨ててー(むー)」と思うけど こんなときは人の気配が感じられてすごく勇気づけられる。 帰りにわかりましたが、歩いていた枯れた沢の右手に ちゃんとした登山道があったのです。その入り口がわからなかった。 足元ばかり見て歩かないで、目配り気配りが大切という教訓となりました。 これを見たとき、すごーくホッとしました。 よかった。。。でももう13時。 泊まる山小屋には15時までに着きたいけどちょっと無理そう。 とにかく腹ごしらえです。 ねぎとしめじとソーセージを入れた 温かいお蕎麦。 おいしかったー。 細胞に沁みわたりました。 平日だしこの時間だし、人はまばらです。 みんなそそくさとおにぎりなど食べて すぐに出発していきます。 日もだんだん傾いてきて ごはんを食べていたテーブルも 完全に日陰に入ってしまいました。 早く出発しなければと気が焦ります。 空気はキーンと凍り付いています。寒いだろうなぁ。 ここから上は雪もあるので 買ったばかりのあったか手袋を装着。 いよいよここから、このルートの核心部、 地蔵尾根をゆきます。 いままでの山のぼりでは経験したことのない 急な階段、くさり場が続きます。 そういうの大好きだからわくわく。 (しかしこの後、ちょっと涙目となる) つづく。
by mmmtin
| 2012-11-15 07:49
| 山
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