赤岳(2,899m) 地蔵尾根を登り赤岳展望荘へ 2012.11.2(金)
今日は久しぶりに本降りの雨になりました。
秋の雨もいいもんだなーと思いながら、都心の紅葉の下を歩きました。
夜になって冷えてきたので今シーズン初めて床暖房を入れています。
テーブルの上では赤岳に登った帰りに買った野の花が枯れ気味で咲いています。
それがまたいいです。今の季節にあってます。

そう、今日は秋にふさわしい、童話のようなニュースを見ました。

以下、ニュースサイトより。

南足柄市千津島の畑に「クマがいる」と通りかかった人から通報があり
警察と市の職員が駆けつけると
イチジク畑で子グマがイチジクの実を食べていたということです。
市の職員らは、畑に置いてあった箱をかぶせて 子グマを捕獲しました。
子グマは、麻酔で眠らされたあと、車に乗せられて丹沢の山奥に逃がされました。

以上、おわり。

こともあろうにイチジクとは。
そういう妄想力にたけているので
イチジクを食べる子ぐまの姿が頭の中で絵本の1ページになりました。
麻酔で眠らされた子ぐまがくうくう寝てるところがTVに映りましたよ。
お腹が呼吸にあわせて大きく上下に動いていました。
あのお腹、触ったらあったかそうだったなぁ。
匂いを嗅いだら臭そう。きっと獣の匂いがするのです。
丹沢の山奥にたくさん食べ物があるといいけど。

と、前置きが長くなりましたが、赤岳登頂記録を続けます。
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いよいよここからが地蔵尾根。
登り始めはシリカゲルみたいな大きさの霰(あられ)が
そのまま溶けずに溜まっていました。
早く山小屋へと気持ちが逸るので、とにかくがしがしと登っていきます。
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青い空に木々の霧氷がきれい。新緑も紅葉もいいけど、霧氷もいいなぁ。
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鉄の階段が登場です。まあこの辺は余裕。
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画像で見ても結構な急登。向こうに見えるは阿弥陀岳。
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いつの間にか森林限界を超え、さらに傾斜がきつくなってきました。
こうやって写真でみると、私ってムーニー尻だなぁ。肉まんが入ってるみたい。
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ムーニー隊員、階段を登る。
こうやってみるとたいした階段に見えないけど結構こわい。
横の手すりが手放せませんでした。
このあたり、雨の日なんかはすべって滑落する人が多いのです。
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赤岳展望荘が見えてきました。右のピークが赤岳です。
目的地が見えてちょっとホッとしたものの、まだまだ気を抜けません。
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鎖場。足元は雪が吹き溜まり、ところどころ凍っています。
アイゼンは装着していなかったので鎖を頼りに慎重に行きました。
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さらに鎖場が続く。今度は直登。
足がすくみそうなので下を見ず足を止めず「三点確保」だけを考えて登っていきます。
フッと「明日、ここ、下るんだよね」と下山のことが頭をよぎる。
「ムリかも」とそこで涙目。「いや、考えない考えない」とふりはらいます。
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稜線に出た!と喜んだそのとき、ヌッと現れたお地蔵さんにぎょっ。
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お地蔵さん、こんにちわ。
下界をはるか下に望みます。初めての高度感です。金峰山があんなに下に見えてる。
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振り向くと横岳。ここらあたりで2700mくらいかな?
下界とは流れる空気がまるで違う、シーンとした山の神様の領域。
「失礼ながら登らせていただきます」という気分になります。
これは登ってきた人にしかわからないと思う。
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ムーニー隊員、稜線をゆく。
この先、両側がいきなり谷になった、狭い切り立った稜線を行きました。
これがナイフリッジというのか。初めての体験。やすはそこが一番怖かったそう。
ここの稜線は体が飛ばされそうな風が吹くことがめずらしくないといいます。
そんなとき、どうやって歩くのだろう?
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富士山を見るとやっぱりうれしくなってしまいます。
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本日の宿、赤岳展望荘に到着です。
このときの気持ちは「ホッとした」というより「明日の不安がいっぱい」な気分。
ムーニーまりちく。下りれるのか?地蔵尾根。
それもあるけど、登れるのか?目の前に見えてる赤岳。すっごく凍って冷たそうなんだけど。
まあでもよかった、無事にたどり着いて。

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中に入るとあったかーい。
受付をすませ、コップを受け取ります。
このコップで時間内であれば
コーヒー、お茶、お湯が飲み放題。
ただしペットボトルの水は
500ml500円でした。
ビールも一缶500円。
水場が無いため
雨水利用だからです。

洗面所の蛇口を捻っても
水は出ませんでした。
ポリタンクの雨水で手を洗います。


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ストーブがたかれ暖まっている食堂。


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平日で泊り客が少ないということで
個室を用意してくれました。
個室ったってこんな感じ。
暖房はないので冷えびえとしています。

板の間にお布団を敷くので
下から冷気が上がってきて
夜中に何度も目が覚めてしまいました。
朝起きると窓は凍りついていました。


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部屋に荷物を置き
すぐに日の入りを見に小屋の外へ。
風が冷たくてものすごく寒いー。
他には誰もいません。
見上げる赤岳頂上荘の灯りが
とても暖かそうに見えます。

寒くて寒くて夕日見物もそこそこに
部屋に戻りました。
相変わらず他の部屋に人気は
ありません。
他の泊り客はどこにいるんだろう?
声のするほうに行ってみると
そこは談話室となっており、
ストーブがたかれ、TVがつき、こたつで酒盛り真っ最中。
「どーぞどーぞ。これもご縁ですから」と招かれたこたつは
単独行のおじさん3人と若者ひとり、二人連れのおじさん。
当然ながらこんなところまで来るのは山好きなので
山の話で大変に盛り上がっていました。
数々の名峰に登頂を果たした大ベテランもいらして
おもしろいお話しがたくさん聞けました。

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夕食はバイキングなのでした。
やすはもりもり食べました。
麦とホップは内緒でやすのザックに
入れておいたもの。
これで500円浮いた。

夕食後も談話室でおじさまたちと
山談義していたのですが
だんだんと頭が痛くなってきた私。
また出た、高度障害。
お先に失礼してお布団に入りました。


[PR]
by mmmtin | 2012-11-18 00:05 |
 
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